着物のしわが取れない。しみがついちゃった。そんな時は・・
2008年 12月 19日
アイロンをかけてからしまいましょう。
ハンガーにかけておいても取れなかったしわは、アイロンをかけてからしまいましょう。ただし、それにはいくつかの注意点があります。
①あて布をする
あて布は必ず当て、着物に直接アイロンをかけないようにしましょう。
②なるべく裏からかける
生地をいためない為には、着物の表側ではなく、裏側からかけます。
③温度設定は130度程度
熱すぎると生地を傷めてしまうので、温度設定は130度(中温)を目安に。
④スチームは使用しない
スチームは厳禁。どうしても取れにくい場合は、あて布に霧吹きをかけて。
⑤刺繍や絞り、箔部分はNG!
刺繍や絞り、箔の部分には、アイロンをかけないようにしましょう。
シミがついちゃった!
ベンジンで落とすか、専門店へ!
汗じみや泥はね、ファンデーションなど、気づかないうちに汚れてしまうことは多いものですが、これらの汚れは早いうちに処理できれば落ちるものが大半です。ついてすぐのシミなら、ベンジンを含ませたガーゼで叩いて自分で落とすことが可能です。また、泥はねなどであれば、乾かしてからブラシで払えば落ちることも。しかし、着物の扱いに慣れていないとかえって汚れを広げてしまう場合もあります。きものを扱っているクリーニング屋に持っていくのが一番確実でしょう。
①汚れた部分の下にタオルをあてます。
②ベンジンをたっぷりと含ませたガーゼで、汚れの部分を叩きます。
③下のタオルに汚れが移るまで叩きましょう。